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『賢者のおくりもの』〔再読〕 オー・ヘンリー、(絵)リスベート・ツヴェルガー、(訳)矢川 澄子

評価:
オー・ヘンリー
冨山房
¥ 1,575
(1983-12-03)

つましくしずかに暮らしている、ひと組の夫婦。
夫婦にはなにより自慢にしている品がふたつあり、それは、代々伝わってきた夫の金時計と、栗色に波だつ妻の長い髪でした。
妻は夫へのクリスマスプレゼントのために、美しい髪を売り払いますが――・・・

しっとりとクラシカルな物語に、ツヴェルガーさんの色合いをおさえ込んだ柔らかな絵がほんとうによく合っています。
ストーヴの置いてある部屋でさえも、ひんやりとした壁のつめたさのほうが伝わってきそうなさむざむしいコンクリート色の絵たち・・・。でもふしぎと淋しくはなくて、じんわりと幸せです。
もっとも基本的な、一ばんたいせつなことを思い出させてくれる素敵な夫婦の物語。読み終えたあとはいつも、ふかふかのやさしい気持ちにつつまれています。

(原題『THE GIFT OF THE MAGI』)
Author: ことり
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