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『きんいろのとき―ゆたかな秋のものがたり』 アルビン・トレッセルト、(絵)ロジャー・デュボアザン、(訳)えくに かおり

きんいろにかがやく秋のおはなしです。
晩夏から感謝祭までの季節の移ろいがていねいに切りとられている絵本。

こがねいろの小麦、つやつやした木の実、紅葉からはだか木へと変わる森、白い霜の結晶・・・少しずつゆったりと深まる秋が、豊かな実りとともに描かれていきます。
かさこそいう落ち葉の音や、りんごのあまずっぱい匂い、秋の風のこうばしさなどがフワっといまにも伝わってきそう。
実りの季節は、動物たちも人びともうれしくてたまらない、といったふうできらきらしています。

きりきり きりかり、というきりぎりすの鳴き声や、
ちゃぐちゃぐちゃぐ、という刈りとり機の音など、
江國香織さん流のかわいらしいオノマトペも楽しい。

(原題『AUTUMN HARVEST』)
Author: ことり
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