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『おさんぽ』 江國 香織、(絵)こみね ゆら

評価:
江國 香織
白泉社
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(2002-07-12)

すきまのおともだちたち』のおんなのこのおはなし。
でも、この絵本のほうが先にかかれたみたいだけど。

手提げにはサングラスと飴とシャベル。戸じまりをして、ぎんもくせいの茂みにすんでいるミミズに声をかけたらさあ、おさんぽに出発。
おろしたてのレースのスカートをはいておんなのこが歩いていると、小さなもぐらや、ひやひやつめたいへびたちが「レースをわけて」とやってきました。
それから緑色の自動車に乗った古いお皿につけまわされて・・・?
そう。この絵本は『すきまのおともだちたち』にあった、おんなのことお皿が出会った‘あの日’の物語なのです。
「ただし、私はとても壊れやすいの。壊れたらちゃんと糊でくっつけてね」
「わかったわ。おやすいごようよ」
「それから脂っこいものはのせないでちょうだい。胸やけしちゃうから」
秋のはじめの、すばらしくよいお天気の日。
りんごのひとくち目みたいに空気が新鮮な、気持ちのいい日。
お澄まし屋のお皿と、やさしくて気高くてまえむきなおんなのこの共同生活がはじまりました。

『すきまのおともだちたち』とセットで読むのがおすすめですよ。
あたたかい紅茶とあまいお菓子、そしてこんな素敵な絵本があれば完ぺきな午後がすごせそう。
Author: ことり
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