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『夜のスイッチ』 レイ・ブラッドベリ、(絵)マデリン・ゲキエア、(訳)北山 克彦

評価:
レイ ブラッドベリ
晶文社
¥ 1,995
(2008-09-01)

暗いところが嫌いで、明かりがないといられない男の子のお話。
当然その子は夜が大きらい。
ほかの子どもたちが夏の夜、外で遊んでいるときに、独りぽっちになってしまいます。すると彼のもとに「ダーク」と名乗る女の子がやってきて、「わたしが<夜>にひきあわせてあげる」というのです・・・。

ちいさい頃、私も夜がきらいでした。夜、というより、暗闇がいやでした。
眠りにつくまでのまっくらな時間。ふとまわりを見ると、ふだんなんでもないものまで怖いものに思えて・・・。悪い想像はますます怖さを増してきて、そんな夜はきまって両親のベッドに行き、父と母のあいだにもぐり込んでは眠りが訪れてくれるのを待ったものです。
だからこの男の子の気持ちは、すごくすごくよく分かった私なのでした。

発想を変えてみるだけでこれまで見えていた世界がパチン、と切り替わるおはなし。
マデリン・ゲキエアさんの絵がすばらしく素敵な、夏の夜におすすめの絵本です。

(原題『SWITCH ON THE NIGHT』)
Author: ことり
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