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『東郷青児―蒼の詩 永遠の乙女たち』 東郷 青児

詩情あふれる美人画で一世を風靡した画家・東郷青児。
タブロー、ブックデザイン、洋菓子店の包み紙、雑貨デザイン、化粧品のパッケージ、喫茶店のプロデュース――その愛らしく、ロマンティックな意匠をご紹介する、初めての1冊。

蒼く澄んだ夜気を思わせる空間に、優雅にゆらめく美しい乙女の肢体。
どこか陶器めいた柔らかそうな素肌、ふせた睫毛のアンニュイな目線、夢みがちで白くきゃしゃな指。
私の大好きな画家・東郷青児さんの絵画、それらが彩るロマンティックな生活小物たちが紹介されています。可憐ではかなく、闇を抱いた小鳥のような幻想美――このうっとりと妖しい匂いたつような甘やかさは、上等なケーキの箱を開けるときめきにたしかに通じるのかもしれません。

素敵・・・
こぼれたため息の数だけ、絵のなかの彼女たちの物思いに深く蒼く、しずかに心が侵されてゆくみたいです。
Author: ことり
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