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『おやすみ、かけす』 マリー・ホール・エッツ、(訳)まさき るりこ

評価:
マリー・ホール エッツ
大日本図書
¥ 1,260
(2008-11)

マリー・ホール・エッツさんの絵本がまたひとつ、日本で紹介されました。
『もりのなか』、『わたしとあそんで』、『海のおばけオーリー』など幼い頃からエッツさんの絵本が大好きな私だから、彼女の名作をまた新しく読むことができたこと、そのことがうれしい。構図が『もりのなか』に似ているせいか、なつかしさと新鮮さとが入り交じったような喜びにひたりながらこれを書いています。

ちいさな男の子が、かけすやかえるやのらねこの声に耳をかたむけます。
風にゆれる葉のそよぎにそっと耳をすまします。
そうしてまわりの生き物たちと楽しく心を通わせていく男の子は、動物たちにじゅんばんに「おやすみ」の声をかけていきます。
よけいな描写はいっさいなく、自然となかよしな男の子のやさしさが伝わる絵本。
エッツさんのかかれた絵本は3冊我が家の本棚にありますが、いつも彼女の絵本を読むときは、誰に聞かせることがなくてもちいさく声にだして読む私です。声にだして読んでいくと、静かな時間がまわり始めて、心がふんわり喜んでくれます。
リズムのよい言葉とやさしく繊細な絵は、この『おやすみ、かけす』でも健在です。

(原題『JAY BIRD』)
Author: ことり
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