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『熱気球』 ガブリエル・バンサン、(訳)もり ひさし

評価:
ガブリエル・バンサン
BL出版
¥ 1,470
(1998-09)
ある日、空から砂漠のまんなかに熱気球が着陸した。
おりてきた若者は、羊かいの男の子に出会った。そして――

ふわっと目の前にひらかれるやわらかなサンド・ベージュ。
大空に舞い上がる、大きな熱気球とゆたかな風。
荒涼としているはずの風景なのに不思議と乾いた感じがしないのは、やさしさでうるんだ作者のまなざしが伝わってくるせいでしょうか。
はてしなくつづく砂漠のまんなかで、ひとりひとりが役割を果たし、よりそって生きる人たち。なんだか人と人とのかかわりあいの原点を見せられた気がして、心の底がジンと熱くなりました。

(原題『LA MONTGOLFIÈRE』)
Author: ことり
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