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『くまのオートバイのり』 ライナー・チムニク、(訳)大塚 勇三

かわいい!だいすき!この絵本、ほしい!
思わずとり乱してしまうほど、大好きになってしまった絵本だけれど・・・残念ながら絶版。ユーズドもあまり出回ってはいないみたいです。

サーカスでオートバイに乗っているふとったちゃいろのくまが、ある日小さな子どもの「あのくま、ばかだ!ぐるぐるまわるしかできやしない!」というひやかしに腹をたて、オートバイに乗ったままラタタタ・・・とサーカス小屋を脱出。そのあとをサーカスのみんなが追いかける、そんなにぎやかで楽しいストーリー。
単純なお話?そうかもしれません。でもこのくまの人間くささ(ふてくされた表情!)、オートバイに腰かけるくまのキュートさ、人間たちの慌てぶりがたまらないのです。なんともいえない味のあるイラストをながめているだけでも愉快だし、おまわりさんが笛を落っことす場面なんて、ほんと最高に可笑しい。
 
「だいじなのは かっかとしないこと。だいじなのは おちつくことさ」

訳者解説によれば、作者のライナー・チムニクさんは、『クレーン男』『タイコたたきの夢』『セーヌの釣りびとヨナス』などのモノクロームの絵物語を書かれたあと、この『くまのオートバイのり』のような色つきの絵本もつくるようになったそうです。
本屋さんで入手できないものもたくさんだから、せめて図書館に置いてあるすべてのチムニク作品を読み尽くしたい・・・これ、私のいまのひそやかな野望なの。

(原題『Der Bär auf dem Motorrad』)
Author: ことり
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