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『薔薇をさがして・・・・』 今江 祥智、(絵)宇野 亜喜良

評価:
今江 祥智
BL出版
¥ 1,470
(2006-11)

淡々と不思議で、とても幻想的なおはなしです。
主人公は昭夫という少年。父親が不慮の事故で死んでしまい、13歳にして母親とふたり、居酒屋(タバーン)をきりもりするコックさん。
ある日昭夫は、厨房の小窓から色っぽい女のひとの後姿を見つけ、昭夫はその人を来る日も来る日も待ち続けます。背すじをぴんとのばし、ぼんやりと銀いろにともるほっそりとした後姿。まるで銀いろのうさぎみたいに・・・。
‘銀いろさん’は引っ越してしまったクラスメイトの女の子? それとも――。

いれたてのコーヒー。ほのかに立ちのぼる薔薇のかおり。夢とうつつ。
宇野亜喜良さんの絵がすばらしく素敵な、おとなと子どものはざまの物語。
Author: ことり
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