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『寺山修司少女詩集』 寺山 修司

評価:
寺山 修司
角川書店
¥ 660
(2005-02)

はっと息をのむ一文、心の底に突き刺さるあまずっぱい言葉たち。
海、猫、童謡、恋、思い出――そして、なみだ。「少女」の心と瞳がとらえた愛のイメージが、控えめで繊細な光を放ち、とじ込められている詩集です。

目はなによりも質問である
その返答は世界である (『目』より)

少女は地平線をかるく腰にまいて
出かけてゆく

「きれいはきたなく きたないはきれい」
少女は思いきって夜泳ぐ

あたしはいつもはだしで歩く
言葉と沈黙の間は浅瀬の川岸 (『水妖記3』より)

なみだは
にんげんのつくることのできる
一ばん小さな
海です (『一ばんみじかい抒情詩』)

それから、横書きの媒体ではとても表せそうにない、『ハート型の思い出』。
Author: ことり
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