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『おみまい』 矢川 澄子、(絵)宇野 亜喜良

評価:
矢川 澄子
ビリケン出版
¥ 1,680
(2001-05)

だあれもいない道ばたのかきねに咲いていた赤いバラ。でも、やっぱり見つかってしまったの・・・。ネコさん、ネコさん、このバラはおばさんのお見舞い。おまえもいっしょにお見舞いになる?

ほんとはいけないことってわかってるの、でも、つい・・・そんな経験私にもあるなぁ、なんて遠い日のことを思い出して、ちょっぴりほろ苦い気持ちになりました。
「おばさんのおみまいになんにもあげるものがないんですもの」 罪悪感を言い訳でくるんで、この絵本の女の子もついついよそのおうちのバラを手折ってしまいます。おまけにそれを見ていたネコまで・・・。
おばさんのおうちについた女の子はネコと遊んでなかよしになりますが・・・?

ほんの短い文章たちですが、言いまわしがとてもやさしくて綺麗。
この絵本を読んだ人には――それが子どもであれおとなであれ――きっと感じるものがあるはずです。
そうそう、女の子が着ているスカートのペンギンの絵柄。このペンギンくんに注目して頁をめくってみると・・・あら不思議。宇野さんの遊び心も楽しい絵本です。


サイン本です↓
Author: ことり
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