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『ヴィラ・マグノリアの殺人』 若竹 七海

海に臨むヴィラ・マグノリア。その空き家になった一棟で、死体が発見された。ヴィラの住人は一癖ある人ばかりで、担当刑事達は聞き込み一つにてんてこ舞い。捜査に手間取るうちに、ヴィラの住人が殺される第二の事件が発生!二つの事件のつながりはどこに?住人達の素顔も次第に明らかになって――。
粒よりユーモアをちりばめたコージー・ミステリーの快作。

読みながら、かなり頭のなかが混乱・・・うーーん、私にとってはちょっと登場人物が多すぎたみたい。
おもな登場人物が20人以上もでてきてしまうこのお話は、警察の捜査とともにヴィラの住人たちそれぞれのストーリーが同時に進んでいくせいもあって、整理するのにひと苦労。そのうえこれほどたくさんの人たちが、みんな怪しくみえるんだもの。

コージー・ミステリーとは「小さな街を舞台とし、主として誰が犯人かという謎をメインにした、暴力行為の比較的少ない、後味の良いミステリー」。
殺人事件が身近で2つも起こるのに、どこかほのぼのとした雰囲気が物語をつつんでいます。そのくせ人物描写にはぴりっとキレがあって、とくにご近所じゅうの嫌われ者・朱実さんの憎たらしい言動や、双子の女の子たちのおませでやんちゃなやりとりなどは、まるですぐそばで見聞きしているようなリアル感。
でも、混乱はしましたが、なかなか明かしてくれない事件の真相知りたさに最後まで楽しめた私です。このラストは、予測できない。
Author: ことり
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