<< 『玉虫と十一の掌篇小説』 小池 真理子*prev
『サイゴン・タンゴ・カフェ』 中山 可穂 >>*next
 

『百鼠』 吉田 篤弘

評価:
吉田 篤弘
筑摩書房
¥ 1,575
(2005-01)

僕らは空の上から物語を始める。神様でも天使でもないけれど。
笑いと哀しみをくぐりぬける三つの小さな冒険。

『一角獣』、『百鼠』、『到来』。3つの異世界を収めた中編集。
どのお話にも、まるで夢をみているような心地よい空間がひろがっています。きれいな文章にゆらゆら身をゆだねるように読み進めると、3つの世界がほんのり繋がっているのがわかる・・・そんなしくみもとても素敵。
一ばん好きだったお話は、‘表層’と‘水面下’の不思議なすきま世界をえがいた『一角獣』。モルト氏と朝生君のなんでもない会話にいつのまにか心がほこほこしてきてすっかりうれしくなってしまった私なのです。
Author: ことり
国内や・ら・わ行(吉田 篤弘) | permalink | - | -
 
 

スポンサーサイト

Author: スポンサードリンク
- | permalink | - | -