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『すみれの花の砂糖づけ―江國香織詩集』 江國 香織

江國香織さん、初めての詩集。
江國さんのつむぎ出す、甘やかで、それでいてよく切れるナイフのような言葉たちがひらひらと踊ります。

恋をしているときの途方もない心細さ、かろやかで色っぽくて淋しい詩たち。
そのせいかしら、どの詩からも江國さんの恋愛小説にでてきた女性たちの気配を感じずにはいられなかった私です。
とっておきのことをこっそり隠しもっていそうな・・・、
いつもどこかで絶望していて、少女のように残酷な・・・、
そんな彼女たちが頁の向こうで、いまも恋をしているみたい。

どっちみち
百年たてば
誰もいない
あたしもあなたも
あのひとも (『無題』)
Author: ことり
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