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『漢方小説』 中島 たい子

評価:
中島 たい子
集英社
¥ 1,260
(2004-12)

31歳、独身、OL、一人暮らし。
気楽なようで、じつはとても不安定な主人公・川波みのり。
そんな彼女は元カレが結婚すると知ったその日から、原因不明のふるえに襲われてしまいます。病院でも異常は見つからず、行き着いた先は漢方診療所。
独特の視点を持つ東洋医学に戸惑いながらも、自分に何が起きているのか答を探していくみのりでしたが・・・?

西洋医学と東洋医学のちがい、陰陽五行説などなど。漢方の魅力をとてもていねいに、おもしろく読ませてくれるお話です。
みのりの症状はかなり深刻そうなのに、ユーモラスでほのぼのとした語り口のせいかしら、読んでいるだけで心身が癒されていくみたい・・・。奥田英朗さんの『空中ブランコ』(こちらは精神科)とはまたちがった、新しい‘処方箋小説’の誕生です。
Author: ことり
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