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『しゃばけ』 畠中 恵

評価:
畠中 恵
新潮社
¥ 1,575
(2001-12)

江戸有数の廻船問屋兼薬種問屋(=長崎屋)の一粒種、一太郎(=若だんな)は、めっぽう身体が弱く外出もままならない。大甘の両親となぜだか一太郎の周りに集う妖(あやかし)に守られて、日々なんとか死なずに暮らしていたが、皆の目を忍んで一人こっそり外出した夜に人殺しを目撃してしまう。自分自身も殺されかけた一太郎は、以来、江戸で続く猟奇的殺人事件の謎を解くべく、人の姿を借りた妖たちとともに事件解決に乗り出す。
愉快で不思議な妖怪人情推理帖「しゃばけ」シリーズ第一弾!

もともと、歴史小説・時代小説のたぐいがにがてな私。
抵抗なく読めるのは明治時代のお話までで、それ以前の時代設定となると、もうそれだけで二の足をふんでいました。
そんな私がずっとずっと気になっていたのがこの「しゃばけ」シリーズ!
時代小説×ファンタジー(妖怪もの)×ミステリーという感じのこの物語は、冒頭こそ‘世界’に入りこむのに手こずりましたが、いったん入ってしまえば今度はなかなか抜け出せなかったほど。
長崎屋の手代である佐助(犬神という妖)と仁吉(白沢という妖)のほか、付喪神(つくもがみ)の屏風のぞき、プチサイズでわらわら出てくる鳴家(やなり)など、若だんなのまわりを取り囲む妖たちが最高に魅力的!心優しき若だんなは、妖たちにとてもとても愛されているのです。
シリーズ第一弾は、なぜか薬種屋ばかりがねらわれる連続殺人事件に、若だんなが妖たちと挑みます。現在第四弾まで出ているこのシリーズ、今後の展開に今からワクワク・・・。
Author: ことり
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