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『江國香織童話集』 江國 香織

評価:
江國 香織
理論社
¥ 1,728
(2018-02-01)

つめたいよるに』、『九月の庭』(『江國香織 とっておき作品集』所収)、『綿菓子』(『こうばしい日々』所収)、『十月のルネッサンス』、『あかるい箱』、『七月の卵』、『モンテロッソのピンクの壁』、『温かなお皿』、『夕闇の川のざくろ』、『があこちゃん』(『江國香織 とっておき作品集』所収)、『おさんぽ』。

ひとつひとつが、青くみずみずしい果実みたい。
あま酸っぱくてちいさくて、はてしなくて完ぺきで・・・。
そのくせゆめのように淡いので、大切に大切に、このまま抱いて眠りたい。
江國さんが20代の頃につむぎ出した物語は、かつてたしかに流れていた‘時間’に再会する感覚がいつもして、ちくんとしたり、儚くはるかな気もちになったり。つんと色っぽいコロンの香りとか、ゼリーみたいな部屋の空気とか、そういう記憶がふいによみがえって、本にはさんだまま忘れ去っていたお花をみつけるようなそんな気分になるのです。色も香りもちっとも褪せていないふしぎの花びらたち――それらはなつかしいのに新しく、なんどでもなんどでも、やさしく私の心をふるわせるのです。


江國香織さんのトーク&朗読演奏会に出かけました。
サイン本です↓ <2018年6月追記>  
Author: ことり
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