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『山本容子のアーティスト図鑑 100と19のポートレイト』 山本 容子

色気のある男とダンディな女。
世界と日本のアーティスト119人を描いた銅版画と、彼らと“対話”することで浮かんできた言葉のエッセンス。
10年以上かけて制作された、「本の話」表紙画シリーズのオールカラー完全版。

ひっそりとした架空の小部屋でひとりひとりと向かいあい、その‘心の声’を聞きとり描いたかのようなおしゃれなアーティスト図鑑。
マルグリット・デュラスから、泉鏡花、円地文子、サガン、岸田劉生、トーベ・ヤンソン、コルトレーン、シャガール、ピアソラ、ホックニーまで・・・119もの表情ゆたかな肖像画(EX・LIBRIS)には、それぞれに味わい深い文章も添えられています。アーティストたちの遺してくれた文学なり絵画なり音楽なりが、その息吹といっしょにふわっと香ってくるような、柔らかな色と気配にみちています。
彼らひとりひとりが隠しもっていたプライヴェートななにか――それはもしかしたら本人ですら気づいていないかもしれない――を思いがけずすくいとられて、みんなちょっぴり照れくさそう。
各文章のおしまいの言葉とはじまりの言葉とが、しりとりのようになっているのも素敵です。時も場所も、思想さえもこえて、アーティスト同士がなかよく手をつないでいるみたいです。
Author: ことり
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