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『ミツ―バルテュスによる四十枚の絵』 バルテュス

少年バルテュスと子猫ミツの友情に、少年が自ら画像でもって表現を与え、それに詩人リルケが感銘深い序文を寄せた――20世紀最大の画家による最初の小さな本、幻の名著、ついに復刊!

のちに大画家となるバルテュス少年が、筆ペンのような黒インクで描いた素描画集。
一ぴきの猫とであい、我が家までつれ帰り、そしてはじまる小さな暮らし。
心をゆるしあい、寝ているときも起きているときもいつもいっしょに過ごすようになるふたりだったけれど――・・・

文字はいっさいなく、少年と猫のふれあいが40枚の絵で語られていく本。
素朴な絵のなかから、猫の存在感がやさしくにじみ出ています。バルテュス少年の生活のすみずみにまで猫(ミツ)がいて、そのことに満たされている感じがしみるように伝わってくるのです。
偉大な詩人による哲学的で美しい序文が花を添える、じんわりせつない一冊です。

(原題『MITSOU : Quarante Images par Baltusz』)
Author: ことり
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