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『こどもの情景』 A・A・ミルン、(訳)早川 敦子

評価:
A.A.ミルン
パピルス
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(1996-06)

「クマのプーさん」の作者による、愛らしくも陰影をおびた子どもたちの物語。オランダの女性画家、ル・メールの優雅な挿絵12枚がそえられたミルンの贈り物。

12枚の絵と、12の物語。かわいらしくてほほえましい子どもをめぐる情景。
でもどの子も例外なく孤立していて、確固たる世界をもっているのでドキっとします。子どもというのは知識を得るよりもずっとまえに、すでにいろいろなことを‘知っている’のだ・・・この本を読んでいて私が一ばんに感じたこと。
どれもすてきだったけれど、とりわけ好きだったお話は、『ベッドのなかの、ちっちゃなウォーターロー』、『かわいそうなアン』、『インドへの旅』。

「ことばって、なんてちょっぴりのことしか伝えられないんだろう。たとえば『コンデンス・ミルク』ってことばにしたって、それだけで、言いたいことがぜんぶ伝わると思う?」
(『ベッドのなかの、ちっちゃなウォーターロー』)

(原題『A GALLERY OF CHILDREN』)
Author: ことり
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