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『フラワーフェアリーズ』 シシリー・メアリー・バーカー、(訳)白石 かずこ

評価:
シシリー・メアリー・バーカー
グラフィック社
¥ 2,100
(2012-10-05)

19世紀に生まれた挿絵画家、シシリー・メアリー・バーカーは、永遠に美しい花の妖精たちの絵に素朴な味わいの詩をつけました。
妖精たちと自然の草花が一体となり、信じていればすべてがかなう魔法の子どもの国のような幻想的な世界をおりなしています。

・・・こんな美しい詩画集があっていいの?
うっとりしたため息とともに、思わずそんな言葉をつぶやいてしまいます。

春、夏、秋、冬。
季節ごとの草花の妖精たちをこの上なく繊細に描いた、もの静かで、それでいて饒舌な絵と詩たち。
妖精たちがひとりひとり、くすぐったいほどの愛らしさで囁きかけてきてくれて、そのおしゃべりにそっと耳を傾けていると、私の背中にまではかない羽根がはえているような、そんな気にさえなってきます。

そこにあるだけで優雅な心持ちにさせてくれる、まるで乙女の宝箱のような一冊。
妖精たちの舞い踊る函、黄金にかがやく小口、栞はうす桃色のりぼん・・・。すばらしい内容に引けをとらない装丁もみごとです。

(原題『The Book of the Flower Fairies』)
Author: ことり
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