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『きんぎょのおつかい』 与謝野 晶子、(絵)高部 晴市

評価:
与謝野 晶子
架空社
¥ 1,575
(1994-04)

太郎さんは駿河台の菊雄さんのところへ、おつかいをやらなければならない御用があるのですが、女中の梅やがご病気なので、どうしたらいいだろうかと考えていました。そうすると弟の二郎さんが、「兄さん、きんぎょをおつかいにやりましょう」といいました。

こうして太郎さんのきんぎょの赤と、二郎さんの白、そして妹の千代ちゃんのぶちの3びきが電車に乗っておつかいに行くことになります・・・。
ほのぼのともの柔らかな雰囲気に癒される絵本。おつかいに行くきんぎょたちをみまもる駅夫さんや乗客たち(そしてさりげなく太郎さんちの飼い猫さんも!)のやさしさがふわふわ〜っと、うす茶色した紙のむこうからただよってきてうれしくなります。
停車場(すていしょん)であふあふ息苦しそうなきんぎょたち。「電車に水を入れて下さい」というお願いに、駅夫さんたちはどうしたでしょうか?

文章のすてきな古めかしさに、ぴったりよりそう高部さんの絵が‘レトロかわいい’。
図書館でたまたまみつけた絵本ですが、与謝野晶子さんがこんな童話をのこされていたと知って、心が浮きたちました。
Author: ことり
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