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『おどる12人のおひめさま―グリム童話』〔再読〕 エロール・ル・カイン、(訳)やがわ すみこ

評価:
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・グリム,ヴィルヘルム・カール・グリム
ほるぷ出版
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(1980-02-15)

むかし、ある国に12人のすばらしくきれいなお姫さまがありました。
ところが、お姫さまたちのくつは朝になるとまるでひと晩じゅう踊り明かしたみたいにぼろぼろ。ある日貧しい兵士がやってきて、その謎を解き明かすことになります――。

なんともいえない典雅な気配に圧倒されて、読むたびにその美しさの虜になってしまう絵本です。
妖しくて煌びやかで、どこかオリエンタルな香りをまとったル・カインさんの絵の魔力に引きずりこまれ、うっとりと溺れてしまう。
優雅なしぐさのお姫さま、銀や金やダイヤモンドの森、夢幻のような舞踏会・・・
ドレスや調度品のひとつひとつにまでみごとな装飾細工がほどこされ、いつまでも見飽きません。物語のちょっぴり滑稽な一面とあいまって、ほかにはない独特の雰囲気をつくり上げています。

(原題『THE TWELVE DANCING PRINCESSES』)
Author: ことり
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