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『ちいさいモモちゃん』〔再読〕 松谷 みよ子

なつかしい・・・!!
すこし前に再読した『ふかふかウサギ』(香山彬子)もそうとう懐かしかったのだけど、こちらはさらに小さい頃に大好きだったお話だから、もう、鳥肌ものでした。

この『ちいさいモモちゃん』にはシリーズの1巻めと2巻めが収録されています。
野菜たちがお祝いにやってきたり、黒猫プーがしっぽぱたぱたをしたり、怒ったモモちゃんがのった電車がお空を飛んだり・・・「そうそうそうそう!」って遠い記憶の底から眠っていたものものを引っぱり上げるようにして夢中で読みました。
あのころ、物語と現実は地続きでした。雨こんこんの歌や、まっくろくろけのプーとのおしゃべり、ミルクびんやガラガラをのせたうば車や、ママのお迎えを待っていた果てしない時間を、私はこんなにもくっきりと思い起こせる。
幼い私にこのシリーズを買い与えてくれた母に、感謝でいっぱいになるのです。

酒井駒子さんの装画をまとって、ルビもほとんどなく、大人向けの文庫化です。
心やさしいファンタジーのなかに‘人生の真実’がつまっているこのシリーズは、小さい頃に大好きだった大人はもちろん、はじめて読む方にもとてもおすすめです。


■ 「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズ
『ちいさいモモちゃん』
『モモちゃんとプー』
『モモちゃんとアカネちゃん』
『ちいさいアカネちゃん』
『アカネちゃんとお客さんのパパ』
『アカネちゃんのなみだの海』
Author: ことり
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