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『自虐蒲団』 小池 昌代

評価:
小池 昌代
本阿弥書店
¥ 2,100
(2011-12)

詩人、俳人、小説家、腹話術師、コピーライター、編集者――
言葉にかかわる仕事をしている人たちが、日常のすきまに体験する奇妙な時間を描いた掌編集です。

時に蜜のように、時に毒のように、主人公たちを翻弄する‘言葉’の魔力。
雑誌連載時『言葉師たち』というタイトルがつけられていたそうですが、小池昌代さん自身が言葉にとり憑かれた、孤独でうつくしい「言葉師」なのだ、そう感じました。
言葉にうずもれて生きながら、他人と上手にコミュニケーションできない人たち。茫漠とした孤独のなかに、するりと切りこんでくる妖しい事象。
私は、『音叉のように』と『ちいさな、とてもかわいいもの』のお話が好き。
Author: ことり
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