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『本の話 絵の話』 山本 容子

シェイクスピア、ジョイス、ランボーに森鴎外、太宰治、谷崎潤一郎・・・72人の文豪たちと「戯れる」。綺羅星のごとき作家の肖像画に、才気溢れるオマージュを添えて。
自身の読書体験、装幀秘話、好きな画家、芸術の冒険もあわせて語り明かし、「文学とアートの幸福な結婚」、美術家・山本容子のすべてを本のかたちにしました。

『本の話』、『人の話』、『絵の話』。
大きく3つの章からなる、おしゃれで知的なエッセイ。

『本の話』では、敬愛する作家たち――あるいは画家たち――と触れ合った思い出を中心に語られ、『人の話』では、ほやんと味わい深い線で描かれた文豪たちの肖像画にちょっぴり可笑しみのある文章がよりそい、心が柔らかにくつろぎます。
感覚的に‘相手’と接し、踏みこみすぎることなく上手に波打ち際で戯れる・・・
とても気さくで心地よい、こんな「文学案内」もいいなぁ。
『絵の話』では、銅版画における技術と方法論について熱く語られています。
画家として、表現者として、どこをとっても山本容子さんの魅力がぶわーっとあふれてくる素敵な一冊でした。


■ この本に出てきた読んでみたい本たち <読了メモは後日追記>
『遠い声 遠い部屋』→読了、『夜の樹』 トルーマン・カポーティ
『ナンセンスの絵本』→読了 エドワード・リア
『トオマス・マン短篇集』 トーマス・マン
『緩やかさ』 ミラン・クンデラ
Author: ことり
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