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『一生、女の子』 田辺 聖子

評価:
田辺 聖子
講談社
¥ 1,470
(2011-05-27)

一生、輝き続ける秘密が、ここにあります。
恋と仕事、多くの愛情に彩られた人生を送る生涯現役の女の子から、あなたへ。女性の素晴らしさ、気高さ、可愛げを身につけて、笑いながら生きる秘訣を伝えます。

田辺聖子さん、というお名前から私がいつも連想するのは「かろやか」という言葉。
漢字ではなくひらがなの「かろやか」で、まあるくて愛らしいイメージです。
戦争のさなかに青春を生き、文壇デビュー後には何百冊もの本を書かれ・・・、目の詰まった人生を送ってこられたはずなのに、田辺さんから受ける印象はふわっふわの綿菓子みたいにいつもかろやか。ばら色で、ウキウキとはずんで、もちろんお会いしたことなどありませんが、きっとその場の空気がぱあっと晴れやかになるような方なんだろうな・・・彼女の文章を読むたびに、いつもそう思います。
この本には、80歳をこえていまなお少女のように朗らかな田辺さんの‘生き方のヒント’がすてきにつめ込まれています。
ほんと、すてき・・・。私も、こんなふうに可愛らしく年をとりたい。

「あのときはわけがわからなかったけど、この年になってみると、ああ、そういうことだったんだ、そういう人だったんだと思えたりすることがある。これがまた、年を取る楽しみでもあるのよ。その年齢その年齢で、神様は本当にいろいろ用意してくださってると思う。食べ物の嗜好が少しずつ変わってくるように、男と女も、若いときに見向きもしなかったものが、『いま食べるとおいしいやん』ということもあるからね。だから、男と女が、できれば一緒に暮らしていろんな発見をしていって、うまくいったときには『よかったね』と笑い合い、死ぬ間際には心から握手して『おかげで楽しかった』『こちらこそ』って言えるようになりたいわね」
Author: ことり
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