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『私の小さなたからもの』 石井 好子

評価:
石井 好子
河出書房新社
¥ 1,575
(2011-08-20)

「お気に入りのフライパン」「ハンブルグの絵皿」「バラのコサージ」「パリとパルファン」 人生の節目節目に出会った大切な物たちについて、エッセイの名手が綴った極上のコレクション。

昨年亡くなられたシャンソン歌手・石井好子さんの「たからもの」エッセイ。
愉しく美しく生きるために集められた「たからもの」たちを通して、パリやアメリカでの生活、素敵な人たちとの出逢い、シャンソンのこと、お料理のこと・・・石井さんの落ち着いたものの見方や考え方がうかがえて、豊かな気持ちになりました。
石井さんといえば、そのお育ちの良さから少なからずハイソなイメージもくっついてきてしまいますが、華美なものばかりではない、本物を知っている方のシンプルさ・上品さがふわっとにじみ出た物えらび、とても素敵だと思いました。きっとたくさんのご経験やお人柄によるものなのでしょうね。

本の中ほどに、「石井好子、愛用の品々」と題してカラー写真が4頁ほどはさみ込まれています。
そのひとつひとつに関するエピソードを読むと、彼女がどれほどこれらを愛し、その思い出ごと大切にされてきたのかがしのばれます。
Author: ことり
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