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『たいせつなこと』 マーガレット・ワイズ・ブラウン、(絵)レナード・ワイスガード、(訳)うちだ ややこ

評価:
マーガレット・ワイズ ブラウン
フレーベル館
¥ 1,260
(2001-09)

たとえば向こう側がすけて見える透明なグラス、
たとえば野原でささやきあうようによりそって咲くまっ白いひな菊、
たとえばあまくあおい匂いでつつみこんでくれる緑の草・・・
そんなものものについて「なにが一ばん大切なのか」が述べてある絵本です。

なんのてらいもない素朴な風景。なにも引かず、なにも足さない、ただありのまま。
でも、ありのままであること、それが一ばん大切なんだね。
単純な言葉で、物事の本質をずばりと言い表していくこの絵本の潔いこと。ひと言ひと言がゆっくりしみて、心がなんども立ち止まりました。
チカチカまぶしい映像や猥雑な音の波、ありあまるほどの食べもの。まいにちがめくるめくスピードで過ぎてゆくけれど、だからこそ林檎がたっぷりまるいことや、空がいつもそこにあることの大切さを忘れないでいたい、そう思いました。

あなたに とって
たいせつなのは
あなたが あなたで あること

(原題『The Important Book』)
Author: ことり
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