『ペンギンクルーズ』 のはな はるか

評価:
のはな はるか
くもん出版
¥ 1,512
(2018-06-13)

ペンギンクルーズはペンギンみんなのあこがれのたび。
ダンスフロアもプールもあるおおきなふねにのって
みなみのしまをめざします。
きてきのおとをあいずにさあ、しゅっぱつです・・・
 
青い空、青い海、豪華客船に乗りこんだ55羽のペンギンたち。
ひととき乗りあわせた旅の船で、彼らはどんなきらきらの思い出をつむぐのでしょう。
仕事をこなすクルーたち、むらさき水晶の洞窟探検、船上のプロポーズ・・・  
かろやかな怪盗のしわざとは? 映画館ではどんな名画が・・・?
うさぎマンション』 とおなじく、ひとつひとつのお部屋に目をむければそれぞれに物語がみえてくる、そんな細やかさがどこまでも愉しい。
オレンジいろの夕日、こぼれんばかりの星空、少しせつないクルーズのおわり。
にぎやかな愛らしさと夏の旅情に「たのしかったね!」 娘とにっこり本をとじました。


のはなはるかさんのワークショップ&サイン会に出かけました。
サイン本です↓ 娘あて。
Author: ことり
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『イギリス 野の花図鑑』 ヘンリー・テリー

評価:
ヘンリー・テリー
パイインターナショナル
¥ 2,160
(2018-03-12)

1873年の夏、3人の子どもたちが摘んできた野に咲く可憐な草花を、父親が描いた花のアルバム。
すべての花に和名を記載する。学名、英名・英国での通称、和名・日本での通称を記した花のリスト付き。

ヘンリー・テリー。その見知らぬ名を、記憶する。
ヴィクトリア朝、オックスフォード周辺、お父さんと3人の子どもたち――そこはまるで、アリスの「きらめく黄金の午下がり」。

ブルーベル、ウスベニアオイ、エニシダ・・・
ワスレナグサ、スノーベリー、エリカ・テトラリクス・・・
ほんのりとミルク紅茶色した紙のうえ、繊細で愛らしくレースのようにゆれる花たち。これがありふれた図鑑やボタニカル・アートと異なるのは、名もなきひとりの父親の手づくりであるところ。子どもたちが野原で摘んできた草花をお父さんが描いたっていうそこのところがとても好きです。
子どもたちが野原にくりだす夏の午後、お父さんが彼らのために一つ一つスケッチする夏の夕べ。眩しい日ざし、そよ風と花の匂い、子どもたちの笑い声。家族のたいせつな時間がきらきらといっぱいにつまっていて、私まで少女にもどってしまったような、うれしくてなつかしくてせつない気もちになりました。ちょうど、つい先日まで入りびたっていた実家のイングリッシュ・ガーデンを思い出して。

本好きの5歳の娘が図書館で見つけ、出逢うことができました。
ヘンリー・テリー。すてきなすてきなお父さん。
この本にひと目で惹かれた娘はひょっとして、本そのものの放つ、つつみ込むような愛とまなざしを感じとったのでしょうか・・・。

エミリー、アニー、ハリーへ
いつの日か私も、野の花と同じように、神さまが造られたこのすばらしい地球上から消え去るときがくる。そんな日がきたら、父親への興味と愛情を胸に、このアルバムを開いてくれればうれしい。

(原題『A VICTORIAN FLOWER ALBUM』)
Author: ことり
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『戀愛譚―東郷青児文筆選集』 東郷 青児

画家・東郷青児の知られざる“文筆”世界。少女の生態や恋愛をテーマに、東郷の“ことば”がもっとも魅力的に綴られた詩的で夢幻的な文筆作品を精選。単行本未収録原稿を含む決定版、全38篇。

東郷青児さんの絵が好きです。
蒼く淡いかりそめの闇。長いまつ毛に縁どられた瞳、冷たくなめらかな白い肌。
あの夢のように蒼白く華奢な乙女たちを描きつづけた男の目をとおして、紡がれてゆく甘やかな恋愛小説群です。
薔薇や菫のかぐわしい色香のゆらめき・・・あきれるほどロマンティックで、気障でスノッブ。東京や巴里のしゃれた街角にたたずむ美しい娼婦や少女の面影が、虚実を抱きこみ、絵画の乙女たち(への目線)につながってゆくようです。

女という生きものへの幻想とあこがれ。万華鏡のような陶酔。
東郷青児という人は、絵でも文でも――それはおそらく人となりも、ということかしら――そのイメージがほとんどブレることがありません。見事なまでに。
東郷青児―蒼の詩 永遠の乙女たち』でも一部抜粋でいくつかの文章が紹介されていますが、こちらでは文章のみをまとまったかたちで読むことができます。彼の‘世界観’を愛する方に。
Author: ことり
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『はるのワンピースをつくりに』 石井 睦美、(絵)布川 愛子

かぜが はこんできた すみれの かおりで、
さきちゃんは めを さましました。

「はるが きたから、はるのワンピースが ほしくなったの」
さきちゃんは仕立て屋のミコさんをたずねます。
春のはなは? 春のいろは? 春のおとは? さきちゃんの‘春’のイメージをミコさんはひとつひとつたしかめてゆきました。
とりどりの裁縫道具、野の花いろの紅茶、そよ風がゆらすカーテン・・・心うきたつような春の小部屋で採寸をしてもらうと、さきちゃんはすっかりお姉さんになったきぶん。はかなげなレースの衿や、たっぷりしたポケット、ころんと音をたてそうなボタンたちがワンピースを可憐に彩ります。
ふわふわきらきら、うふふふふ。柔らかな春そのものをまとい、花かごをかかえて、さきちゃんはどこへむかうのでしょう? こまごまと愛らしい春小物がちりばめられた甘い香りのあふれる絵本。


布川愛子さんの「はるのワンピース」展に出かけました。
サイン本です↓ 娘あて。 <2018年3月追記>
Author: ことり
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『江國香織童話集』 江國 香織

評価:
江國 香織
理論社
¥ 1,728
(2018-02-01)

つめたいよるに』、『九月の庭』(『江國香織 とっておき作品集』所収)、『綿菓子』(『こうばしい日々』所収)、『十月のルネッサンス』、『あかるい箱』、『七月の卵』、『モンテロッソのピンクの壁』、『温かなお皿』、『夕闇の川のざくろ』、『があこちゃん』(『江國香織 とっておき作品集』所収)、『おさんぽ』。

ひとつひとつが、青くみずみずしい果実みたい。
あま酸っぱくてちいさくて、はてしなくて完ぺきで・・・。
そのくせゆめのように淡いので、大切に大切に、このまま抱いて眠りたい。
江國さんが20代の頃につむぎ出した物語は、かつてたしかに流れていた‘時間’に再会する感覚がいつもして、ちくんとしたり、儚くはるかな気もちになったり。つんと色っぽいコロンの香りとか、ゼリーみたいな部屋の空気とか、そういう記憶がふいによみがえって、本にはさんだまま忘れ去っていたお花をみつけるようなそんな気分になるのです。色も香りもちっとも褪せていないふしぎの花びらたち――それらはなつかしいのに新しく、なんどでもなんどでも、やさしく私の心をふるわせるのです。


江國香織さんのトーク&朗読演奏会に出かけました。
サイン本です↓ <2018年6月追記>  
Author: ことり
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『ソロ』 ラーナー・ダスグプタ、(訳)西田 英恵

評価:
ラーナー・ダスグプタ
白水社
¥ 3,996
(2017-12-23)

儚い人生とまばゆい夢。
共産主義体制とその崩壊を目撃し、20世紀ブルガリアを生き抜いた100歳の男の人生と夢。気鋭のインド系英国人作家による傑作長篇!

「うつし世はゆめ」・・・ 「夢のまた夢」・・・
そんな先人たちの言葉がちらちらとうかんでは、消えて。ヴァイオリンの甘くもの哀しい音色がしずかに私の心をふるわせる。
「マグネシウム」「炭素」「バリウム」など実験室のようなタイトルがならぶ第一楽章『人生』と、「イッカク」「魚竜」「ジュゴン」などおとぎ話めいたタイトルがならぶ第二楽章『白昼夢』。ちいさな音符どうしがすこしずつお互いを誘いあい、結ばれてはほどかれて・・・目をつむり、耳をそばだて、ひとりの男の人生の記憶がゆめに溶けてゆくさまを見守るような、濃密な、けれど儚い霧のような物語でした。

父親に、あるいは度重なる紛争に押さえつけられていた孤独なウルリッヒの心が、うしなわれた光と引き換えにあふれ出す――
盲目の老人だから、ままならなかった人生だから、彼のみる夢は色も音もこんなにも自由で華やかでゆるぎないのでしょうか。第二楽章でつむぎ出される夢がたりは、ボリスに潰えた夢を、ビー玉に意味を、燃やされたヴァイオリンに未来を与える。
彼はかつてない情熱を込めて話す。
「人生はある場所である時間に起こる。でもそこから大きくはみ出たものがある。それをしまっておく場所は夢以外にないんじゃないか?」
天涯孤独の彼は、白昼夢を奏でることによってこの世につなぎとめられている気がする・・・それは奇妙でやさしいうたかたの時間。花柄のワンピースに一瞬だけ舞い降りる蝶ちょみたいに。いつかすべてが、消えてしまうからこそ愛しい時間。

(原題『SOLO』)
Author: ことり
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年間ベスト〔2017〕 絵本・詩集編

2017年、76冊の絵本・詩集を読みました。
心にのこった10冊です。
■ 作家名50音順 ■ 再読本はふくみません。 → 一般書籍編

2ひきのねこ』 宇野 亞喜良
『わたげちゃん』 ポール・エリュアール、(絵)ジャクリーヌ・デュエム
森のノート』 酒井 駒子
『としょかんへ ぴょん!ぴょん!ぴょん!』 シルヴェストロ、(絵)マイ=ウィス
『ペーパードール』 田辺 聖子、(絵)宇野 亜喜良
『騎士とドラゴン』 トミー・デ・パオラ
『ねこねこきっちん』 はらだ みどり
『はくぶつかんのおしろのおんなのこ』 バーンハイマー、(絵)チェッコリ
『ごきげんならいおん』 ルイーズ・ファティオ、(絵)ロジャー・デュボアザン
『ぼうし』 ジャン・ブレット


娘と共有する絵本も多くなりました。
憧れの宇野亞喜良さんに2度もお会いでき、お声をかけていただいた幸せな年。
Author: ことり
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年間ベスト〔2017〕 一般書籍編

2017年、219冊の本(一般書籍143冊+絵本・詩集76冊)を読みました。
心にのこった15冊です。
■ 作家名50音順 ■ 絵本、詩集、再読本はふくみません。 → 絵本・詩集編

『ふたつの海のあいだで』 カルミネ・アバーテ
『サラサーテの盤』 内田 百
『色ざんげ』 宇野 千代
なかなか暮れない夏の夕暮れ』 江國 香織
『対訳・注解 不思議の国のアリス』 ルイス・キャロル、(訳・注)安井 泉
『きもの』 幸田 文
『浮遊霊ブラジル』 津村 記久子
『僕とおばあさんとイリコとイラリオン』 ノダル・ドゥンバゼ
『花伽藍』 中山 可穂
『トムは真夜中の庭で』 フィリパ・ピアス
『彼方なる歌に耳を澄ませよ』 アリステア・マクラウド
『本格小説』 水村 美苗
『湖畔荘』 ケイト・モートン
『東方綺譚』 マルグリット・ユルスナール
『おるもすと』 吉田 篤弘


公私ともに充実した生活のなかで、やはり本の占めるぶぶんは大きい。
聖なる夜に『ホリー・ガーデン』の舞台(下北沢)で江國さんとお会いできました♡
Author: ことり
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ブログお休み中の読了本〔2017〕

■ 『活発な暗闇』〔再読〕 (編)江國 香織 (12/31)
■ 『喪服のランデヴー』 コーネル・ウールリッチ、(訳)高橋 豊 (12/29)
■ 『楽園への道』 マリオ・バルガス=リョサ、(訳)田村 さと子 (12/26)
■ 『天使のクリスマス』〔再読〕 ピーター・コリントン (12/24)
■ 『雪だるまの雪子ちゃん』〔再読〕 江國 香織 (12/21)
■ 『おにいちゃん―回想の澁澤龍彦』 矢川 澄子 (12/18)
■ 『至福の烙印』 クラウス・メルツ、(訳)松下 たえ子 (12/16)
■ 『カエルの王さま あるいは鉄のハインリヒ―グリム童話』〔再読〕 江國 香織、(絵)宇野 亜喜良 (12/14)
■ 『コルシア書店の仲間たち』〔再読〕 須賀 敦子 (12/13)
■ 『サンタおじさんのいねむり』〔再読〕 ルイーズ=ファチオ、(絵)柿本 幸造、(訳)前田 三恵子 (12/11)
■ 『東方綺譚』 マルグリット・ユルスナール、(訳)多田 智満子 (12/10)
■ 『運命と復讐』 ローレン・グロフ、(訳)光野 多惠子 (12/06)
■ 『カーソン・マッカラーズ短編集 少年少女たちの心の世界』 カーソン・マッカラーズ、(訳)浅井 明美 (12/02)
■ 『ドレス』 藤野 可織 (11/30)
■ 『ふたつの人生』 ウィリアム・トレヴァー、(訳)栩木 伸明 (11/27)
■ 『少女コレクション序説』 澁澤 龍彦 (11/24)
■ 『アリスの不思議なお店』〔再読〕 フレデリック・クレマン、(訳)鈴村 和成 (11/24)
■ 『ホリー・ガーデン』〔再読〕 江國 香織 (11/23)
■ 『べつの言葉で』 ジュンパ・ラヒリ、(訳)中嶋 浩郎 (11/21)
■ 『とてもとてもサーカスなフロラ』 ジャック・センダック、(絵)モーリス・センダック、(訳)江國 香織 (11/21)
■ 『わたしの兄の本』 モーリス・センダック、(訳)柴田 元幸 (11/21)
■ 『デンジャラス』 桐野 夏生 (11/20)
■ 『としょかんへ ぴょん!ぴょん!ぴょん!』 アニー・シルヴェストロ、(絵)タチアナ・マイ=ウィス、(訳)福本 友美子 (11/20)
■ 『2ひきのねこ』 宇野 亞喜良 (11/18)
■ 『ワルプルギスの夜―マイリンク幻想小説集』 グスタフ・マイリンク、(訳)垂野 創一郎 (11/18)
■ 『コッコロから』 佐野 洋子 (11/14)
■ 『クマと森のピアノ』 デイビッド・リッチフィールド、(訳)俵 万智 (11/13)
■ 『澁澤龍彦玉手匣(エクラン)』 澁澤 龍彦 (11/09)
■ 『黒猫ジュリエットの話』 森 茉莉 (11/08)
■ 『秋の牢獄』 恒川 光太郎 (11/07)
■ 『かわいい めんどり』 木島 始、(絵)羽根 節子 (11/05)
■ 『夢と幽霊の書』 アンドルー・ラング、(訳)ないとう ふみこ (11/04)
■ 『ぼうし』 ジャン・ブレット、(訳)松井 るり子 (11/03)
■ 『ある女の子のための犬のお話』 ダーチャ・マライーニ、(訳)望月 紀子 (11/02)
■ 『ボージャングルを待ちながら』 オリヴィエ・ブルドー、(訳)金子 ゆき子 (10/30)
■ 『左岸』〔再読〕 江國 香織 (10/26)
■ 『街角には物語が・・・・・』 高楼 方子 (10/22)
■ 『おるもすと』 吉田 篤弘 (10/20)
■ 『諧和会議』〔短篇〕 町田 康 (10/18)
■ 『ハツカネズミと人間』 スタインベック、(訳)大浦 暁生 (10/16)
■ 『日時計』 シャーリイ・ジャクスン、(訳)渡辺 庸子 (10/14)
■ 『雨はコーラがのめない』〔再読〕 江國 香織 (10/10)
■ 『悲しき酒場の唄』 カーソン・マッカラーズ、(訳)西田 実 (10/10)
■ 『信子』 獅子 文六 (10/08)
■ 『高架線』 滝口 悠生 (10/08)
■ 『書記バートルビー/漂流船』 メルヴィル、(訳)牧野 有通 (10/07)
■ 『南十字星共和国』 ワレリイ・ブリューソフ、(訳)草鹿 外吉 (10/05)
■ 『つきと あそぼう』 内藤 初穂、(絵)谷内 こうた (10/04)
■ 『雨の朝パリに死す』 フィツジェラルド、(訳)飯島 淳秀 (10/02)
■ 『おばあさんになった女の子は』〔再読〕 石井 睦美、(絵)宇野 亜喜良 (09/30)
■ 『対訳・注解 不思議の国のアリス』 ルイス・キャロル、(訳・注)安井 泉 (09/30)
■ 『ゴースト』 中島 京子 (09/26)
■ 『白猫亭―追憶の多い料理店』〔再読〕 宇野 亜喜良 (09/25)
■ 『怖るべき子供たち』〔再読〕 ジャン・コクトー、(訳)東郷 青児 (09/23)
■ 『シャルビューク夫人の肖像』 ジェフリー・フォード、(訳)田中 一江 (09/23)
■ 『おさんぽ』〔再読〕 江國 香織、(絵)こみね ゆら (09/19)
■ 『秋の四重奏』 バーバラ・ピム、(訳)小野寺 健 (09/19)
■ 『小さな美徳』 ナタリーア・ギンツブルグ、(訳)望月 紀子 (09/17)
■ 『舞踏会・蜜柑』 芥川 龍之介 (09/14)
■ 『みりとミミのひみつのじかん』〔再読〕 立原 えりか (09/14)
■ 『こども部屋のアリス』 ルイス・キャロル、(絵)清川 あさみ、(訳)金原 瑞人 (09/13)
■ 『湖畔荘』(上・下) ケイト・モートン、(訳)青木 純子 (09/13)
■ 『森のノート』 酒井 駒子 (09/09)
■ 『ヴェネツィア暮し』 矢島 翠 (09/09)
■ 『パウリーナの思い出に』 アドルフォ・ビオイ=カサーレス、(訳)高岡 麻衣、野村 竜仁 (09/07)
■ 『THE GAY 90'S―愛しの1890年代』 マーク・ライデン (09/05)
■ 『ウエハースの椅子』〔再読〕 江國 香織 (09/04)
■ 『人形たちの白昼夢』 千早 茜 (09/03)
■ 『がらくた』〔再読〕 江國 香織 (09/01)
■ 『椅子―しあわせの分量』 ささめや ゆき (09/01)
■ 『リラとわたし ナポリの物語1』 エレナ・フェッランテ、(訳)飯田 亮介 (08/31)
■ 『AX』 伊坂 幸太郎 (08/28)
■ 『ブラックウォーター灯台船』 コルム・トビーン、(訳)伊藤 範子 (08/27)
■ 『ジェーン・エア』(上・下) シャーロット・ブロンテ、(訳)大久保 康雄 (08/25)
■ 『Qはせかいいち』 舟崎 克彦、(絵)東 逸子 (08/23)
■ 『夏の裁断』 島本 理生 (08/22)
■ 『角砂糖の日』 山尾 悠子 (08/21)
■ 『オープン・シティ』 テジュ・コール、(訳)小磯 洋光 (08/21)
■ 『三びきのこねこ』 ヴラジーミル・ステーエフ、(絵)ジュリオ・マエストロ、(訳)さがの やよい (08/19)
■ 『すいかの匂い』〔再読〕 江國 香織 (08/18)
■ 『鍵』 谷崎 潤一郎 (08/18)
■ 『木に登る王』 スティーヴン・ミルハウザー、(訳)柴田 元幸 (08/11)
■ 『西瓜糖の日々』〔再読〕 リチャード・ブローティガン、(訳)藤本 和子 (08/10)
■ 『犬とハモニカ』〔再読〕 江國 香織 (08/07)
■ 『完璧な家』 B・A・パリス、(訳)富永 和子 (08/05)
■ 『殺人よ、こんにちは』〔再読〕 赤川 次郎 (08/04)
■ 『静かな雨』 宮下 奈都 (08/03)
■ 『猫の客』 平出 隆 (08/03)
■ 『不思議の国のアリス』〔再読〕 ルイス・キャロル、(絵・訳)金子 國義 (08/01)
■ 『悲しみよ こんにちは』〔再読〕 サガン、(訳)朝吹 登水子 (07/31)
■ 『パリ仕込みお料理ノート』 石井 好子 (07/30)
■ 『チョコレートのたまごがうみたかっためんどり』〔再読〕 J・ボダル、(絵)フィリップ・サランビエ、(訳)黒木 義典 (07/29)
■ 『うさぎのパーティー』〔再読〕 リュシ・デルミーヌ、(絵)シモーヌ・ボードワン、(訳)黒木 義典 (07/29)
■ 『ふたつの海のあいだで』 カルミネ・アバーテ、(訳)関口 英子 (07/29)
■ 『なかなか暮れない夏の夕暮れ』〔再読〕 江國 香織 (07/23)
■ 『箸もてば』 石田 千 (07/21)
■ 『うさぎのがくそうや』 道野 真菜、(絵)とうもり ゆみ (07/19)
■ 『こいしいたべもの』 森下 典子 (07/15)
■ 『きもの』 幸田 文 (07/15)
■ 『ロンパーちゃんとふうせん』〔再読〕 酒井 駒子 (07/09)
■ 『ひと皿の小説案内』 ディナ・フリード、(監訳)阿部 公彦 (07/08)
■ 『おひるねのいえ』〔再読〕 オードリー・ウッド、(絵)ドン・ウッド、(訳)えくに かおり (07/06)
■ 『おふろじゃ おふろじゃ』〔再読〕 オードリー・ウッド、(絵)ドン・ウッド、(訳)江國 香織 (07/06)
■ 『ねずみのティモシー』 マルチーヌ=ブラン、(訳)矢川 澄子 (07/06)
■ 『私の名前はルーシー・バートン』 エリザベス・ストラウト、(訳)小川 高義 (07/04)
■ 『お菓子の包み紙』 甲斐 みのり (07/02)
■ 『水はみどろの宮』 石牟礼 道子 (07/01)
■ 『穢れの町』 エドワード・ケアリー、(訳)古屋 美登里 (06/30)
■ 『彼方なる歌に耳を澄ませよ』 アリステア・マクラウド、(訳)中野 恵津子 (06/25)
■ 『巴里製皮膚菓子』 山田 詠美 (06/22)
■ 『流しのしたの骨』〔再読〕 江國 香織 (06/21)
■ 『みみずくのナイトとプードルのデイ』 ロジャー・デュボアザン、(訳)安藤 紀子 (06/20)
■ 『美女と野獣』〔再読〕 ローズマリー・ハリス、(絵)エロール・ル・カイン、(訳)やがわ すみこ (06/19)
■ 『サラサーテの盤』 内田 百 (06/17)
■ 『アサイラム・ピース』 アンナ・カヴァン、(訳)山田 和子 (06/15)
■ 『過ぎゆくもの』〔再読〕 (プロデュース)山本 容子 (06/13)
■ 『とるにたらないちいさないきちがい』 アントニオ・タブッキ、(訳)和田 忠彦 (06/11)
■ 『騎士とドラゴン』 トミー・デ・パオラ、(訳)岡田 淳 (06/04)
■ 『辺境図書館』 皆川 博子 (06/03)
■ 『また杏色の靴をはこう』 城 夏子 (06/01)
■ 『楽しい夜』 (編訳)岸本 佐知子 (05/31)
■ 『天上の花―三好達治抄』 萩原 葉子 (05/26)
■ 『調理場の子ねずみたち』 金子 國義 (05/25)
■ 『冷静と情熱のあいだ―Rosso』〔再読〕 江國 香織 (05/25)
■ 『東京日記5―赤いゾンビ、青いゾンビ。』 川上 弘美 (05/22)
■ 『水底の祭り』 皆川 博子 (05/22)
■ 『ジャミパン』〔再読〕 江國 香織、(絵)宇野 亜喜良 (05/20)
■ 『猫町』〔再読〕 萩原 朔太郎、(絵)金井田 英津子 (05/18)
■ 『わたしのぼうし』〔再読〕 さの ようこ (05/18)
■ 『最愛の子ども』 松浦 理英子 (05/18)
■ 『幸福はただ私の部屋の中だけに』 森 茉莉 (05/16)
■ 『トムは真夜中の庭で』 フィリパ・ピアス、(訳)高杉 一郎 (05/14)
■ 『バウドリーノ』(上・下) ウンベルト・エーコ、(訳)堤 康徳 (05/14)
■ 『タラチネ・ドリーム・マイン』 雪舟 えま (05/11)
■ 『ねこねこきっちん』 はらだ みどり (05/10)
■ 『ふしぎなお人形』 ルーマ=ゴッデン、(訳)厨川 圭子 (05/09)
■ 『不滅の少女』〔再読〕 矢川 澄子、(絵)宇野 亞喜良 (05/08)
■ 『不機嫌な女たち』 キャサリン・マンスフィールド、(訳)芹澤 恵 (05/08)
■ 『ゆらぐ玉の緒』 古井 由吉 (05/07)
■ 『暗黒グリム童話集』 村田 喜代子、長野 まゆみ、松浦 寿輝、多和田 葉子、千早 茜、穂村 弘、(絵)酒井 駒子、田中 健太郎、及川 賢治、牧野 千穂、宇野 亞喜良、ささめや ゆき (05/05)
■ 『悪しき愛の書』 フェルナンド・イワサキ、(訳)八重樫 克彦、八重樫 由貴子 (05/04)
■ 『ぬるい眠り』〔再読〕 江國 香織 (05/01)
■ 『ブランケット・ブルームの星型乗車券』 吉田 篤弘 (04/29)
■ 『つめたいよるに』〔再読〕 江國 香織 (04/26)
■ 『あの頃―単行本未収録エッセイ集』 武田 百合子 (04/25)
■ 『銀の匙』〔再読〕 中 勘助 (04/24)
■ 『乙女の東京』 甲斐 みのり (04/18)
■ 『かわうそ堀怪談見習い』 柴崎 友香 (04/18)
■ 『ちょうちょのくに』 ジビュレ・フォン・オルファース、(訳)秦 理絵子 (04/17)
■ 『菜飯屋春秋』 魚住 陽子 (04/14)
■ 『ラヴソング』 石津 ちひろ、(絵)植田 真 (04/12)
■ 『妻は二度死ぬ』 ジョルジュ・シムノン、(訳)中井 多津夫 (04/09)
■ 『105歳の料理人ローズの愛と笑いと復讐』 フランツ=オリヴィエ・ジズベール、(訳)北代 美和子 (04/09)
■ 『幸せをもたらすシンブル―針仕事のための小さな宝物』 菅野 良男、菅野 和代 (04/07)
■ 『望み』 雫井 脩介 (04/06)
■ 『青春怪談』 獅子 文六 (04/05)
■ 『神様のボート』〔再読〕 江國 香織 (04/01)
■ 『本格小説』(上・下) 水村 美苗 (03/27)
■ 『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』 ジェイ・マキナニー、(訳)宮本 美智子 (03/23)
■ 『井戸の底に落ちた星』 小池 昌代 (03/20)
■ 『水晶幻想 禽獣』 川端 康成 (03/19)
■ 『調香師の手帖―香りの世界をさぐる』 中村 祥二 (03/16)
■ 『わたげちゃん』 ポール・エリュアール、(絵)ジャクリーヌ・デュエム、(訳)薩摩 忠一 (03/12)
■ 『少女領域』 高原 英理 (03/12)
■ 『黄色い雨』〔再読〕 フリオ・リャマサーレス、(訳)木村 榮一 (03/10)
■ 『とこしえのお嬢さん』 野見山 暁治 (03/08)
■ 『ホリー・ガーデン』〔再読〕 江國 香織 (03/07)
■ 『くまのバルデマール』 クヌート・ファルバッケン、(訳)枇谷 玲子 (03/06)
■ 『なにのせる?』 鹿児島 睦 (03/01)
■ 『ひとり暮らしののぞみさん』 蜂飼 耳、(絵)大野 八生 (03/01)
■ 『処刑人』 シャーリイ・ジャクスン、(訳)市田 泉 (02/28)
■ 『すみれの花の砂糖づけ』〔再読〕 江國 香織 (02/26)
■ 『花伽藍』 中山 可穂 (02/26)
■ 『はるなつあきふゆ』 ジャニナ・ドマンスカ、(訳)わたり まりこ (02/25)
■ 『ロコス亭―奇人たちの情景』 フェリペ・アルファウ、(訳)青木 純子 (02/24)
■ 『浮遊霊ブラジル』 津村 記久子 (02/22)
■ 『ごきげんならいおん』 ルイーズ・ファティオ、(絵)ロジャー・デュボアザン、(訳)むらおか はなこ (02/21)
■ 『不時着する流星たち』 小川 洋子 (02/21)
■ 『おとぎの“アリス”』〔再読〕 ルイス・キャロル、(絵)ジョン・テニエル、(訳)たかやま ひろし (02/20)
■ 『スコープ少年の不思議な旅』 巖谷 國士、(作品)桑原 弘明 (02/20)
■ 『堆塵館』 エドワード・ケアリー、(訳)古屋 美登里 (02/20)
■ 『彼女と彼 Elle et Lui』 伊東 杏里 (02/17)
■ 『盲目物語』 谷崎 潤一郎 (02/17)
■ 『なかなか暮れない夏の夕暮れ』 江國 香織 (02/14)
■ 『銅版画家 南桂子―メルヘンの小さな王国へ』 南 桂子 (02/11)
■ 『いくつもの週末』〔再読〕 江國 香織 (02/11)
■ 『本の国のアリス―存在しない書物を求めて』 北見 隆 (02/09)
■ 『ペーパードール』 田辺 聖子、(絵)宇野 亜喜良 (02/08)
■ 『美徳のよろめき』 三島 由紀夫 (02/08)
■ 『チョコレートのじどうしゃ』〔再読〕 立原 えりか、(絵)太田 大八 (02/06)
■ 『ミスターオレンジ』 トゥルース・マティ、(訳)野坂 悦子 (02/05)
■ 『あおのじかん』 イザベル・シムレール、(訳)石津 ちひろ (02/04)
■ 『野菜讃歌』 庄野 潤三 (02/04)
■ 『色ざんげ』 宇野 千代 (02/04)
■ 『詩人と狂人たち』 G・K・チェスタトン、(訳)南條 竹則 (02/02)
■ 『僕とおばあさんとイリコとイラリオン』 ノダル・ドゥンバゼ、(訳)児島 康宏 (01/30)
■ 『不安な童話』 恩田 陸 (01/29)
■ 『望楼館追想』 エドワード・ケアリー、(訳)古屋 美登里 (01/24)
■ 『ウエハースの椅子』〔再読〕 江國 香織 (01/24)
■ 『はくぶつかんのおしろのおんなのこ』 ケイト・バーンハイマー、(絵)ニコレッタ・チェッコリ、(訳)くろだ しんすけ (01/21)
■ 『贅沢貧乏のお洒落帖』 森 茉莉 (01/20)
■ 『紅茶と薔薇の日々』 森 茉莉 (01/20)
■ 『まどろみの夢から夢へ』 立原 えりか (01/18)
■ 『雪の夜の幻想』 いぬい とみこ、(絵)つかさ おさむ (01/17)
■ 『落穂拾い 犬の生活』 小山 清 (01/17)
■ 『ロマンチックデコレーションケーキBIBLE』 本橋 雅人 (01/17)
■ 『人形―デュ・モーリア傑作集』 ダフネ・デュ・モーリア、(訳)務台 夏子 (01/16)
■ 『ふしぎの国のアリス』〔再読〕 ルイス・キャロル、(訳)立原 えりか (01/13)
■ 『海からきた少女』 立原 えりか (01/12)
■ 『風の中のめんどり』 立原 えりか (01/11)
■ 『石蹴り遊び』 フリオ・コルタサル、(訳)土岐 恒二 (01/10)
■ 『ゆき、まだかなあ』 マーシャ・ダイアン・アーノルド、(絵)レナータ・リウスカ、(訳)江國 香織 (01/09)
■ 『ことりになったライオン』 山崎 陽子、(絵)山田 哲也 (01/08)
■ 『バンビと小鳥』 樋上 公実子 (01/08)
■ 『東郷青児―蒼の詩 永遠の乙女たち』〔再読〕 東郷 青児 (01/05)
■ 『細雪』〔再読〕 谷崎 潤一郎 (01/04)

Author: ことり
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『とてもとてもサーカスなフロラ』 ジャック・センダック、(絵)モーリス・センダック、(訳)江國 香織

ねえ、そとの人たちってどんなふうなの?
ある日、フロラの心に芽ばえた不安な気持ち。サーカスで生まれ、サーカスで育った小さな女の子の、たった一人の冒険。そして――

センダック兄弟が1957年に共作した絵本、初邦訳。
兄ジャックが、外の世界を知ろうと行動する女の子の気持ちをていねいに綴り、弟モーリスは、その舞台となるサーカスの世界を鮮やかに描いた、珠玉の作品。


江國香織さんの朗読演奏会に出かけました。
サイン本です↓ 娘あて。 <2017年12月追記>
 

(原題『CIRCUS GIRL』)
Author: ことり
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